CVポート
CVポート
中心静脈ポートとは中心静脈カテーテルの一種で、正式には皮下埋め込み型ポートといわれるものです。ポートは100円硬貨を4-5枚重ねた程度の大きさの本体と薬剤を注入するチューブ(カテーテル)より構成されています。通常は、鎖骨の下の血管からカテーテルをいれ、右または左の胸の皮膚の下に埋め込みます。カテーテルの先端は心臓近くの太い血管に留置されます。体内に埋め込みますので、外からはほとんど目立ちませんが、CVポートを体に埋め込みますので、小手術を必要とします。
受診
医師から説明と同意書に関するお話があります。現在内服中のお薬(とくに血液をサラサラにする薬など)やアレルギーの有無を確認します。休薬の可否については主治医とご相談ください。必要に応じて、レントゲン検査や採血検査(感染症の有無を含める)を行い、手術日を決定します。
手術当日
※詳細はホームページ内の中心静脈ポート(CVポート)の説明および同意書をご参照ください。
在宅医療で経静脈投与を必要とする方や化学療法・抗がん剤のためにCVポート造設が必要とされる方に対して、日帰り手術(局所麻酔)で実施しています。日帰り手術の場合、入院療養を必要とした手術に比べて費用も約半額程度となります。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、CVポート造設を検討されている患者さんを担当されている施設や訪問看護事業所、医療機関さまからのご依頼も承っております。適応や今後の訪問診療などを含めて、お気軽にお問い合わせください。当院では、病診・病病連携を積極的に推進しています。
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